電力ロスについて
- (株)IGB Associates
- 2024年11月4日
- 読了時間: 1分
電力ロスとは
電力ロス(送電ロス)は、送配電線・変圧器の抵抗損失や変電所内の消費電力、放熱等が原因で生じるもので、その量については、これらの性能に加え、発電や需要の動向等、送配電事業者ではコントロールできない要因によっても影響を受けるものです。
日本の電力率損失率
日本の電力損失率は約5%ほどです。たった5%と思われるかもしれませんが、電力損失5%は、1年間で約458.07億kWhにもなり、これは100万kW級の原子力発電所6基分に相当します。損失率は年々減少傾向ではありますが、各施設・各機器に送電する限り必ずロスしてしまいます。
損失率が高いのは小口需要家
経済産業省の「約款上の送電ロスの取扱いについて」によると、日本の送電ロスは低圧電力で6.9~9%程度、高圧電力で2.5~5.6%、特別高圧電力で1~2.9%といった割合で推移しています。ロス率が高いため、それだけ改善の余地があります。
需要家に届いてからの電力効率を改善
需要家に届いてからも、電力効率が悪くロスが多いと、実際に使われている電力は一部で無駄なコストを払っているケースがほとんどです。Q-bitはこの電力効率を改善し電力ロスを削減、結果的に電気代削減に貢献します。
Comments